「容疑者Xの献身」と、ポーターさん。
2011/01/09 Sun
1月8日
きょう、「容疑者Xの献身」(映画版)が、テレビ放映されていました。
「容疑者~」を目にすると、一昨年、入院していたころを思い出します。
一昨年の夏、急性GVHDで娘が入院していたときに、DVDを購入して、個室で見ました。
そして・・・・ラストシーンで、堤真一が「どうして~!!」といって、号泣するシーンで、わたしも、ボロ泣きをしてしまったのです。(涙腺弱すぎ・・・。)娘に、その姿を、冷めた目でバッチリ、みられてしまいました。不覚でした。
病棟には、お医者さん、看護師さん、看護助手さんのほかに、「ポーターさん」??(正式名称はわかりません。)がいます。ポーターさんは、だいたい、男性の方で、患者さんを検査室に連れて行ってくれたり、他の階へのカルテやフィルムを届けたりされていました。点滴台を引きながら、車椅子を押すのがとても上手!!点滴台も、時として、何台もの輸液ポンプが取り付けられることがあるのですが、うまく操作されていました。当時、娘が入院していた病棟は、シャイで物静かな草食系な男の子(子っていうのも失礼かな??)が担当されてました。小児科だから、彼が担当しているのかな?と思うぐらいの、やさしそう~な人でした。患者さんや、その家族を相手にすることは、気を使うお仕事だと思います。うちの、娘のように、無表情で、ぶっきらぼうな子供もいるでしょう・・・・。親だって、ニコニコなんかしていられない心理状態。。。そんななかで、静かに黙々と、でも、まわりに気を使って・・・仕事をされていたようにみえました。
そんなもの静かなひとなので、世間話をすることはなかったのですが、たまたま、娘の検査に付き添ったときに、わたしが持っていた本について、「何を読んでいるんですか?」と、話しかけてくれて、それが、きっかけで、少し、本の話をしました。ちょうど、そのとき、奈良県で、医師の父親から厳しく勉強をさせたれていた長男が、家に放火してその火事で継母とその子供たちが亡くなってしまう・・・というノンフィックション物を読んでおり、(その作者と、鑑定医が、情報を不正にやり取りしたと告訴される・・・なんて新聞で話題になった本です。)「ノンフィックションものが好きなんですか~~」なんて、話をしました。その当時、村上春樹の「IQ・・・・」も、発売になったころで、「読みましたか~~?」「いやあ~~村上春樹は~~ちょっと~~。でも、羊をめぐる冒険はいいと思いました~。(←古すぎ!!大学時代に友達から借りて読んだ。)」なんてたわいものない会話・・・。彼は、京極夏彦が好きだそうです。でも、わたし、1冊も読んだことがなくて・・・・下げてしまいました・・・。残念。
ちょうど、そのころ、「容疑者Xの献身」をみたばかりだったので、「いいですよ~~、泣けますよ~~。」と、おすすめした記憶があります。(娘に、おか~さん、ホントに泣いてたよ。とばらされた。)
なので、この映画のことを目にするたびに、このころのこと、ポーターさんとの会話を思い出すのです。
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きょう、「容疑者Xの献身」(映画版)が、テレビ放映されていました。
「容疑者~」を目にすると、一昨年、入院していたころを思い出します。
一昨年の夏、急性GVHDで娘が入院していたときに、DVDを購入して、個室で見ました。
そして・・・・ラストシーンで、堤真一が「どうして~!!」といって、号泣するシーンで、わたしも、ボロ泣きをしてしまったのです。(涙腺弱すぎ・・・。)娘に、その姿を、冷めた目でバッチリ、みられてしまいました。不覚でした。
病棟には、お医者さん、看護師さん、看護助手さんのほかに、「ポーターさん」??(正式名称はわかりません。)がいます。ポーターさんは、だいたい、男性の方で、患者さんを検査室に連れて行ってくれたり、他の階へのカルテやフィルムを届けたりされていました。点滴台を引きながら、車椅子を押すのがとても上手!!点滴台も、時として、何台もの輸液ポンプが取り付けられることがあるのですが、うまく操作されていました。当時、娘が入院していた病棟は、シャイで物静かな草食系な男の子(子っていうのも失礼かな??)が担当されてました。小児科だから、彼が担当しているのかな?と思うぐらいの、やさしそう~な人でした。患者さんや、その家族を相手にすることは、気を使うお仕事だと思います。うちの、娘のように、無表情で、ぶっきらぼうな子供もいるでしょう・・・・。親だって、ニコニコなんかしていられない心理状態。。。そんななかで、静かに黙々と、でも、まわりに気を使って・・・仕事をされていたようにみえました。
そんなもの静かなひとなので、世間話をすることはなかったのですが、たまたま、娘の検査に付き添ったときに、わたしが持っていた本について、「何を読んでいるんですか?」と、話しかけてくれて、それが、きっかけで、少し、本の話をしました。ちょうど、そのとき、奈良県で、医師の父親から厳しく勉強をさせたれていた長男が、家に放火してその火事で継母とその子供たちが亡くなってしまう・・・というノンフィックション物を読んでおり、(その作者と、鑑定医が、情報を不正にやり取りしたと告訴される・・・なんて新聞で話題になった本です。)「ノンフィックションものが好きなんですか~~」なんて、話をしました。その当時、村上春樹の「IQ・・・・」も、発売になったころで、「読みましたか~~?」「いやあ~~村上春樹は~~ちょっと~~。でも、羊をめぐる冒険はいいと思いました~。(←古すぎ!!大学時代に友達から借りて読んだ。)」なんてたわいものない会話・・・。彼は、京極夏彦が好きだそうです。でも、わたし、1冊も読んだことがなくて・・・・下げてしまいました・・・。残念。
ちょうど、そのころ、「容疑者Xの献身」をみたばかりだったので、「いいですよ~~、泣けますよ~~。」と、おすすめした記憶があります。(娘に、おか~さん、ホントに泣いてたよ。とばらされた。)
なので、この映画のことを目にするたびに、このころのこと、ポーターさんとの会話を思い出すのです。


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