ひとりで、歩くとき。
2010/05/12 Wed
5月12日(水)
午前中、パラついていた雨は、午後にはあがり、あたたかい日になりました。
仕事で、甲州街道を歩く。ケヤキ並木がきれいでした。
7~8年前に、仕事でよくきていたところです。あのころは、まだ、娘も小さく、保育園のお迎えが間に合わないぐらい遅くなりそうなときは、車で待たせたりしながら、仕事をすることもありました。
元気なころの娘の思い出がある場所にくると、いまでも、鼻の奥がつ~んとします。もう、もどらない、あの元気なときの娘の姿・・・。病気を、けして、マイナスにとらえたくはないけれど・・・・。どうして、うちの娘だったんだろうと思い、悲しくなる。
娘が戦っている間は、その悲壮な姿に涙・・・・。戦いが、落ち着いた今は、過去の元気な姿をおもい、涙します。
あのころは、子供は、ほうっておいても育つと思っていました。それが、子供だと思っていました。
わたしは、傲慢だったのかもしれませんね。
娘自身は、過去の自分を思い出すとき、どんな気持ちでいるのだろうか?つらい気持ちになるのだろうか?
聞いたことはないけれど・・・・。
今日、学校から帰ってきて、お友達から頼まれたプロフィール帳を書いていました。いつもは、自分の顔のイラストをかいたりしているのですが、今日は、プリクラのなかから、どれを張ろうか迷っています。ずっと、撮りためているプリクラ入れのなかには、発病前、お友達と撮っているものもたくさん入っています。わたしは、それをみるのはつらいのですが、本人は、平気のようです。
子供は、精神的にも、大人より、ずっとずっと、強いのかもしれません。


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