発病から移植まで (5)
2010/03/30 Tue
2008年7月29日からはじまった「寛解導入療法B]。前回は、3週間の治療がおわった段階で、マルクを行ったところまで書きました。その続きです。
2008年 8月19日~8月25日
寛解導入療法B 4週目のメニュー
プレドニン 80mg(経口) 毎日
オンコビン2mg(静注) 1日目のみ
ダウノマイシン34mg 3日目 4日目
ロイナーゼ 1日目 3日目 5日目
エンドキサン1400mg 2日目
その他 吐き気止めの点滴
2008年 8月26日~9月1日
寛解導入療法B 5週目のメニュー
プレドニン 40mg→14mg→7mg と段階的に減量。
オンコビン2mg(静注) 1日目
その他 吐き気止めの点滴
寛解導入療法がはじまって、多量の抗がん剤が、からだの中に入っているはずだが、2週目、3週目、あたりまでは、吐き気を訴えるぐらいで、院内を点滴台をひきながらブラブラしたり・・・比較的元気な様子だった。髪もまだ、そんなに抜け始めておらず・・・、「「お?楽勝か?」と思わせる様子だったのだが・・・・・。
ガツンっと強烈なのがきました!!
8月25日ごろから、急に腸の動きが悪くなったらしく、朝から午後3時ごろまで、とか、午後3時ごろから夜の8時ごろまでとか、5~6時間ずっと、激痛に耐え忍ぶという状況が何日か続きました。(オンコビンの副作用? いろんな薬がはいっているので、なにの副作用かはよくわからないのですが・・・)
看護師さんの説明だと、腸は、全部、動かないわけではなく、動かなくなっているところが、動くところにひっぱられてひきつられることで、痛みが↑↑↑になるのだそうで・・。
確かに・・・・波があり、時々、強烈な痛みがきて、声をあげて泣き出すほど・・・・。
痛みの原因になるその腸の動きを治す薬はないので、アタラックスPで、意識をふわ~~っとさせて、しのぐしかないのですが・・・・。それも、あまり効かない・・・。
体位をかえると、少しましになる様子で、最後には、わたしもベッドにあがり、うしろから支えて座らせて、おなかさすったり、腰をさすったり・・・(陣痛みたい・・・)していました。
強烈な便秘にもなり、トイレにすわって、油汗をかきながら、うんうん、苦しみ、そのまま嘔吐してしまったり・・・・。こんなに苦しむ子供をみるのは、はじめてだったので、わたしは、ただただ、オロオロ・・・。しっかりしなきゃ、と思いながら、いつも、涙目になっていたなあ・・・・。
ちょうど、この時期から、髪もごっそりと抜け始めました。
この時入院していた病院は、血液疾患の子供さんが多く、男の子は、気持ちよく、みんなツルツル!!
女の子はお帽子さん・・・。小学生低学年ぐらいの女の子だと、お風呂上りなんか、帽子をかぶらないで、平気で廊下を歩いてたりして・・・そういう環境にいたので、娘自身、髪が抜けるということにそんなにショックを受けている様子はありませんでした。外の世界とはまだ隔絶されていたし・・・・。
とにかく、最後に、きっつい副作用がでましたが、9月1日で「寛解導入療法B」は終了・・・。
あとは、外泊に向けて、白血球のあがりまちです。


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エンドキサン1400mg 2日目
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寛解導入療法B 5週目のメニュー
プレドニン 40mg→14mg→7mg と段階的に減量。
オンコビン2mg(静注) 1日目
その他 吐き気止めの点滴
寛解導入療法がはじまって、多量の抗がん剤が、からだの中に入っているはずだが、2週目、3週目、あたりまでは、吐き気を訴えるぐらいで、院内を点滴台をひきながらブラブラしたり・・・比較的元気な様子だった。髪もまだ、そんなに抜け始めておらず・・・、「「お?楽勝か?」と思わせる様子だったのだが・・・・・。
ガツンっと強烈なのがきました!!
8月25日ごろから、急に腸の動きが悪くなったらしく、朝から午後3時ごろまで、とか、午後3時ごろから夜の8時ごろまでとか、5~6時間ずっと、激痛に耐え忍ぶという状況が何日か続きました。(オンコビンの副作用? いろんな薬がはいっているので、なにの副作用かはよくわからないのですが・・・)
看護師さんの説明だと、腸は、全部、動かないわけではなく、動かなくなっているところが、動くところにひっぱられてひきつられることで、痛みが↑↑↑になるのだそうで・・。
確かに・・・・波があり、時々、強烈な痛みがきて、声をあげて泣き出すほど・・・・。
痛みの原因になるその腸の動きを治す薬はないので、アタラックスPで、意識をふわ~~っとさせて、しのぐしかないのですが・・・・。それも、あまり効かない・・・。
体位をかえると、少しましになる様子で、最後には、わたしもベッドにあがり、うしろから支えて座らせて、おなかさすったり、腰をさすったり・・・(陣痛みたい・・・)していました。
強烈な便秘にもなり、トイレにすわって、油汗をかきながら、うんうん、苦しみ、そのまま嘔吐してしまったり・・・・。こんなに苦しむ子供をみるのは、はじめてだったので、わたしは、ただただ、オロオロ・・・。しっかりしなきゃ、と思いながら、いつも、涙目になっていたなあ・・・・。
ちょうど、この時期から、髪もごっそりと抜け始めました。
この時入院していた病院は、血液疾患の子供さんが多く、男の子は、気持ちよく、みんなツルツル!!
女の子はお帽子さん・・・。小学生低学年ぐらいの女の子だと、お風呂上りなんか、帽子をかぶらないで、平気で廊下を歩いてたりして・・・そういう環境にいたので、娘自身、髪が抜けるということにそんなにショックを受けている様子はありませんでした。外の世界とはまだ隔絶されていたし・・・・。
とにかく、最後に、きっつい副作用がでましたが、9月1日で「寛解導入療法B」は終了・・・。
あとは、外泊に向けて、白血球のあがりまちです。


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コメント
治療後半は、痛くなる予感がしたら即ホットパックをお守りのように抱えていました。いまだにおなかが痛くなると、ホットパックがほしい!と言います。(笑)
ラキソの力を借りてました
後半治療ではラキソベロンだけでは効きにくくなってきて、マグラックスも追加したりもして。両方が効き過ぎて下痢ぎみの日もあったり。入院中はお通じのコントロールも大変でしたね。
ホットパック!お世話になりました。
コメントありがとうございます。
そうそう、ホットパックにはお世話になりました。
面会時間になって病室に行くと、ベッドのなかから、2~3個、もう、つめたくなったホットパックがでてきて、「昨夜は、戦っていたのだな~~」と、大部屋とはいえ、痛みにひとりで耐えていた娘を思うと、つらかったですね~~。そばに、いても、かわってあげることはできないんですけどね・・・。
オンコビンが強烈だった!
コメントありがとうございます。
ロイナーゼは、寛解導入療法Bとそのあとの早期強化療法Aの両方で使いましたが、オンコビンは寛解導入のときだけでした。ちょうど、はじめての激しい腹痛と、オンコビンを入れた日が重なっているので、娘は未だに、「オンコビンのときは、きつかった~~。」と、回想しております。
便秘に対しては、ミルマグ(マグラックスのゾロ品?)がずっと処方されていて、ラキソは、排便がなかったら・・という使い方・・でも、結局、排便はなく、ラキソも毎晩、使っていたかなあ・・・。